ひじの痛み
ひじに痛みが現れる代表的な疾患や治療・予防法ご紹介します。痛みで物が持てない、スポーツをすると痛むなど、慢性的な肘の痛みに悩まれている方は、お気軽にご相談ください。
正確な判断には、医師による診察が必要です。目安としてお読みいただけると幸いです。
タオルを絞るなど、手首を使うと肘の外側から前腕にかけて痛みます。安静時には、あまり痛みの症状はありません。
一般的には、年齢とともに肘の付け根部分に過度の負担がかかり、その部位に炎症が起きることで痛みの症状が表れます。
名前の由来であるテニスなどのラケットスポーツ、剣道やゴルフなどの長い棒を使う腕に負担のかかるスポーツを続けてきた方、大工などの仕事により日常的に腕を使う方に発症することが多いです。
手首や指のストレッチ、湿布・外用薬を使用して安静を保ちます。テニス肘用のバンドを装着することもあります。
圧力波治療器を使用することで、早期の炎症改善を期待することができます。
ほとんどの場合、数週間~数ヵ月で痛みが軽減します。
運動を行う前に十分ストレッチを行い、無理のない範囲で運動しましょう。
症状が軽くなったからといって、以前と同じようにスポーツを行ってしまうと再発してしまいます。
一度強い痛みが起こると、コップを持つなどの小さな動作も難しくなり、日常生活に大きな支障が出ますので、継続的に予防を心がけてください。
投球時や投球後に肘が痛くなります。肘の伸びや曲がりが悪くなり、動かせなくなることもあります。
ボールの投げすぎ、投球フォームが正しくないことで、肘への負荷が大きいことが原因です。
肘の内・外側で負荷がかかり、靭帯・骨・軟骨が剥がれたり痛んだりします。
1~2ヶ月間、投球を禁止して肘を安静にすると、高い確率で回復します。
安静期間は傷んだ部位、程度で個別に決めていきます。前腕部の固まった筋肉をリハビリでほぐし、投球フォームの修正を含めて行います。
痛みを我慢して投球を続けていると症状が悪化し、場合によっては手術が必要になることがあります。
再発防止のためにも
以上のことを心がけましょう。
けがや慢性の痛みでお困りの患者様の立場に立ち、優しく笑顔で接していただけるスタッフを募集しています。