腰の痛み
腰に痛みが現れる代表的な疾患や治療・予防法ご紹介します。腰が痛くて動くことが難しい、下半身にしびれがあるなど、慢性的な痛みに悩まれている方は、お気軽にご相談ください。
正確な判断には、医師による診察が必要です。目安としてお読みいただけると幸いです。
決まった動作ではなく、何をしても痛いという症状がみられます。レントゲンで変形は見られませんが、動きの固さがわかります。
ゴルフのように、前傾姿勢でなおかつ身体を捻るような場合、筋肉に強いストレスがかかり、筋肉が損傷してしまうことが原因となります。
また、姿勢の悪さも筋肉に負担がかかっていることが多く、デスクワークなど長時間座ったままでいたり、中腰での作業、重い物を持ち運ぶ業務などでも起こりやすくなります。
基本的には安静にすることと、アイシングを行います。
痛みが落ち着いたら、軽めのストレッチを始め、徐々にリハビリで動きの改善を図ります。また、痛みがあった部分を温めると血行が改善され、回復が早まります。
鎮痛剤や疼痛部への注射を組み合わせることも多いです。
再発を防ぐためにも、腹筋や背筋の筋力トレーニングを行うことが重要です。
仕事やスポーツを行う姿勢や動作に原因がある場合は、正しい姿勢を保つことを心がけ、負荷を軽減しましょう。
腰やお尻、脚にかけて痛みとしびれの症状があります。筋力が低下したり、歩行が困難になることがあります。
椎間板は骨と骨をつなぎ、クッションの役割をしています。この椎間板が、加齢や運動などにより本来の位置からはみ出し、神経を圧迫することで、痛みやしびれが発生します。
重いものを持ち上げたり、身体を強くひねったりすることがきっかけで発症することが多いです。
悪い姿勢や喫煙が原因になることもあります。
まずは安静を心がけ、痛みが強いときは消炎鎮痛剤の内服や注射で痛みを和らげます。痛みが軽くなったら、けん引や、温熱療法、高周波治療、リハビリを行います。
筋肉が固いとヘルニアに負荷がかかり、悪化することがあり注意が必要です。
筋力低下、歩行困難・排泄困難など、症状が進行する場合は手術を検討します。
背骨に負担をかけないことが大切です。
などを心がけましょう。
腹筋や背筋を鍛えると、背骨への負担が少なくなります。
また、ニコチンは椎間板周辺の変性を促進するため、禁煙が望ましいといえます。
強い腰の痛みがあり、高齢の方、特に女性に多く見られる症状です。骨折の進行によって神経障害が起こります。
骨密度の低下により骨の強度が弱くなることが原因で起こります。高齢の方、特にホルモンの影響で骨密度が低下しやすい女性に多いのが特徴です。骨密度の低下により骨の強度が弱くなることが原因で起こります。高齢の方、特にホルモンの影響で骨密度が低下しやすい女性に多いのが特徴です。
尻もちなどの衝撃や、無理な姿勢を続けていると、日常的に大きな負荷がかかるため、腰椎圧迫骨折を引き起こすきっかけになると言われています。
基本的には、コルセットで腰部を固定し、安静にします。個人差がありますが、1ヵ月~数ヵ月ほどで症状の軽減する方が多いです。 重度の場合や、痛みのコントロールができない場合には手術となります。
骨粗しょう症が主な要因であるため、骨粗しょう症を防ぐことが予防になります。
バランスの良い食事を心がけ、カルシウムを十分に摂りましょう。
また、骨を丈夫に保つため、日光に当たったり、適度な運動をすることも大切です。
けがや慢性の痛みでお困りの患者様の立場に立ち、優しく笑顔で接していただけるスタッフを募集しています。