足の痛み
足に痛みが現れる代表的な疾患や治療・予防法ご紹介します。日常的に使う部位のため、痛みがある方はお早めにご来院ください。早期回復のための治療を行います。 正確な判断には、医師による診察が必要です。目安としてお読みいただけると幸いです。
ほとんどは足関節を内側に捻ることで生じるため、足関節外側の靭帯が損傷します。外くるぶしの前や下に痛みがあり、腫れます。
靭帯が傷ついて内出血を起こすと、その部分が腫れてきます。
スポーツのほか、転んだり、高齢者が階段を踏み外したりして起こるケースも多くあります。同時に骨折している場合もあり、痛み・腫れが強い場合はレントゲン検査が必要です。
まずは安静にして、炎症をおさえるために患部を枕・座布団を利用して高くし、アイシングを行います。テーピングやサポーターで固定します。
腫れがひいてから少しずつ荷重をかけていきます。骨折が合併し、ズレがある際は手術が必要になります。
運動前にはウォーミングアップをしっかり行いましょう。からだ全体を温めることで、関節の広がる範囲が広がり、柔軟性が向上します。
また、捻挫しやすい部位はテーピングをして安定させましょう。捻挫の予防と再発防止に役立ちます。
長時間の立ち仕事や歩行により、かかとの内側前方に痛みが出ます。階段を昇る際や、つま先立ちなどで痛みがさらに増します。
スポーツによるオーバーユース(使いすぎ)をはじめ、長時間の歩行や立ち仕事、不適切なシューズの使用、硬い路面でのトレーニング、足の筋力不足や柔軟性の低下、足の形の変形(扁平足や外反母趾)などが原因です。
薬の服用で痛みを抑え、痛みが引かない場合は注射を行うことがあります。圧力波治療器やリハビリを行い、腱の動きを改善させ、腱の炎症を抑えます。
安静を心がけ、症状が落ち着くまでは、長時間立っていることや、発症のきっかけとなったスポーツは一時お休みすることが望ましいです。
スポーツによるオーバーユースが原因の場合、練習量を減らしましょう。炎症を起こしている場合は、休養をとることが最善策です。
足底やふくらはぎの筋肉のストレッチ・トレーニングで筋力と柔軟性をアップすること。
扁平足や足底のアーチ構造が崩れている方は、テーピングでアーチを作るとクッション機能をサポートする効果が期待できます。インソール作成も有効です。
けがや慢性の痛みでお困りの患者様の立場に立ち、優しく笑顔で接していただけるスタッフを募集しています。