骨粗鬆症
骨粗しょう症は自覚しづらい病気です。骨密度測定の結果で指摘があった方、身長が縮んだ気がする・背中・腰が痛くなる、など思い当たる症状がある方はお早めにご来院ください。 正確な判断には、医師による診察が必要です。目安としてお読みいただけると幸いです。
骨の量が減ることで骨がもろくなり、骨折しやすくなります。痛みが出ないので、自覚症状がない人が多いです。
骨は、健康な状態を維持するために新たに作られること(骨形成)と溶かして壊されること(骨吸収)を繰り返し、常に新しく作り替えられています。骨粗鬆症は、加齢や閉経によってこのバランスが崩れ、「骨吸収」で失われた部分を埋めるための「骨形成」が追いつかなくなり、骨の量が減ることで起こります。
背が縮んだり背中や腰に痛みが出たりするのは、脊椎の一部がスカスカになり、いつの間にか潰れてしまう圧迫骨折が原因です。
食事・運動療法で生活習慣を改善することによる治療を行います。すでに圧迫骨折が起こっている場合や骨密度が低い場合は、内服薬や注射を用いて骨密度を高めていく治療を行います。
ウォーキング、階段を使うといった運動の他、家事も立派な運動になります。無理のない範囲でこまめに体を動かすよう意識することが大切です。
塩分の多い食事やインスタント食品などはカルシウムの吸収を妨げるので、なるべく控え、ビタミンやカルシウムが幅広く摂れるバランスのよい食事を心がけましょう。
けがや慢性の痛みでお困りの患者様の立場に立ち、優しく笑顔で接していただけるスタッフを募集しています。